今日は、
新蔵さん、私の手元に昭和4年発行の日本放送協会(NHK)ラジオ機器認定と言うパンフレットのコピーがあります。
その当時、ラジオの完成品として売り出されていた各セットの聴取できる周波数の範囲を掲示していますが、その当時のメーカーは一様に、550KHZから1200KHZ程度です。例外としてシャープ・ダイン(早川)が550KHZから1500KHZをカバーしております。その頃の有名メーカーは殆んど550KHZから1200KHZが普通で、これが民間放送が開始された当時、民間局の多数が、この周波数より上の方へ設定されたので、それらの局が頭を抱えていると言う事を当時の新聞ででも読みました。
例外として、機器認定の中に只一つ、クロノホン三号受信機、これは750KHZから1500KHZ迄となっております。201A3本で電池はA、6V。B、90V。でC電池の表示はありません。製造所は飯塚電気商会、足利市となっております。
尚、表示は、一段拡大(高周波の事)真空管検波、二段拡大で(低周波2段・・・1本は高周波管で兼用)レフレックスと標示されています。
その頃のセットメーカーはコンドル、シンガー、テレビアン、ナナオラ、シャープ等で松下(パナソニック)は未だ部品のみが記載されているだけです。
尚、鉱石受信機の2点認定されています。
以上、当時の状況を、ご参考までお知らせしました。