新蔵さん、こんにちは、
その様な電球、私達、戦争中に育った者には実際に体験したのですよ。
その様な電球を使ったり、電灯の笠の周りに黒い布を巻いて真下だけを明るくしたりしていました。
また、面白い電球もありました。強くねじ込むと明るい方が点灯し、緩めると暗くなると言う電球もありました。
毎晩の様に断続した音のサイレンが鳴り、暫くすると暗い空に爆音を立てて沢山の飛行機が何処かへ飛んで行く、全部、敵の飛行機でした。
時には可成り離れた街の空が赤く彩られその中で焼夷弾の炸裂する光が見えていました。
敗戦から(敢えて、終戦とは言わない)数日経ってから黒い布を外した時の電球の輝き!40Wの球が太陽の様に感じられました。